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口唇口蓋裂(保険適用)

口唇口蓋裂とは、唇や上顎が生まれつき左右が閉じていない症状のことで、日本では400〜500人に1人程度の割合で発生するといわれています。このような症状の矯正治療は、保険治療の対象となります。
(保険が適用できるのは「指定医療機関」に限られますので、対象の方は事前に医院に問い合わせるとよいでしょう。当院は指定医療機関ですので、保険治療が行えます)

口唇口蓋裂は適切な治療を行うことで、機能面でも審美面でも大きく改善し、生活の質を向上することができます。治療は長期間に及ぶこともありますが、医師と患者さん、また保護者の方と協力して治療を行いたいと思いますので、どうぞご相談ください。

口唇口蓋裂の矯正治療

治療前

口唇口蓋裂―治療前(正面)            口唇口蓋裂―治療前(上顎)

治療後

口唇口蓋裂―治療後(正面)            口唇口蓋裂―治療後(上顎)

治療概要

【 患者さん 】 成人、男性
【 治療期間 】 3年2か月

成人の口唇口蓋裂の患者さんです。歯の先天的欠如があり、上顎の歯列が狭くなっているため、反対咬合と同時に前歯が閉じない開咬の症状でした。

このようなケースでは、症状によっては顎の外科手術が必要な場合もありますが、この患者さんは上の歯列を側方と前方に拡大し、上下歯列の垂直的改善を計画しました。その結果、外科手術をせずに矯正治療単独で治療を行うことができました。欠損歯の部分は人工歯つきの保定装置(上の写真の金属部分)で補っています。

治療経過詳細

上の歯列を拡大する装置とマルチブラケット装置を併用し、歯列を拡げ整えました。
歯列が拡がるにつれて、欠如歯の部分が空間が開いてきますので、その部分は人工歯で補っています。

口唇口蓋裂―経過(正面)     口唇口蓋裂―経過(上顎)

口唇口蓋裂―経過(正面)     口唇口蓋裂―経過(上顎)

口唇口蓋裂―経過(正面)     口唇口蓋裂―経過(上顎)